成人が勃起時に亀頭を覆う包皮を後退させることが出来ず、亀頭の露出が不可能な場合を包茎あるいは真性包茎と呼ぶ。
包皮が亀頭先端部分で狭くなっていて(包皮輪狭窄)亀頭を通過させられないことや、包皮の一部が亀頭に癒着してしまっていることなどが原因である。
日本の成人男性の真性包茎は1%-2%程度であるとされている。
いわゆる仮性包茎とは美容業界が作り出した造語であり、本項目の包茎とは全く関係ない。いわゆる真性包茎のみが包茎の正式な意味である。
包皮輪狭窄による包茎を、無理な力で包皮を反転させて亀頭を露出させることで、包皮が元に戻らなくなる症状のことを、嵌頓(かんとん)と呼ぶ。
俗に嵌頓包茎(かんとんほうけい)と呼ぶ場合もある。嵌頓は亀頭が鬱血し、壊死に至る恐れがあるため、緊急に処置する必要がある。
真性包茎に対して、平常時に亀頭が完全に露出しておらず手で容易に剥いたり戻したり出来る場合はアンカット、または美容業界やマスコミを中心とした一部から仮性包茎と呼ばれることがあるが全くの造語であり、医学的には包茎とは呼ばれない上、正常な状態であるため手術の必要性はない。
疾患でないため仮に手術をする際は保険も適用されず、美容手術扱いとなる。欧米諸国や白人も含めた世界の成人男性のほとんど(80%以上)はこの状態であるとされており、なんら異常ではなく、勃起や性交や射精に全く問題はない。
つまり、平常時に亀頭が包皮に覆われていても、勃起時に露出する場合は、本来の包茎とは別のものである。
泌尿器科医の石川英二によれば、日本以外では仮性包茎という概念自体が存在しない[3]。欧米ではアンカット(割礼していないペニス)と呼ばれ平常時に亀頭が露出してる陰茎と同じ分類であり区別されず、当たり前であり、恥ずかしいという概念はまったくない。
アメリカでは割礼の習慣があったが最近は包皮の重要性も見直され、割礼手術を行わない例が増えており、包皮再生手術も盛んに行われている。
にもかかわらず、日本では美容業界が男性誌等に積極的にコンプレックスを煽る広告を行い、コンプレックスを持ちやすい日本人の多くは騙されアンカットペニスに対してコンプレックスをもつようになってしまった。
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